linuxBean14.04(148)Eclipseのworkspaceフォルダをファイルマネージャーから操作するのはやめておこう

2017-03-12

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複数のEclipseをインストールして複数のworkspaceが存在していたので整理しようと思って、ファイルマネージャーで空っぽのはずのworkspaceフォルダを削除してえらい目にあいました。

前の関連記事:linuxBean14.04(147)タイトル付きDVDビデオ作成私的メモ


Eclipseのworkspaceフォルダの確認方法


Window→Preferences。

Genaral→Workspace。

このWorkspace pathで確認できました。


「Show workspace path in window title」というオプションがあったのでチェックを付けておきました。

これでウィンドウタイトルにworkspaceフォルダのパスが表示されるようになりました。

しかしこれでわかるworkspaceフォルダは現在使用中のworkspaceフォルダだけです。

そのフォルダがworkspaceフォルダなのかどうかは、ファイルマネージャーで表示→隠しファイルを表示する、で見えるようになる.metadataフォルダがあるかどうかで判断します。


.metadataフォルダにはインストールしたプラグインも入っています。

なのでworkspaceフォルダを切り替えるとプラグインも切り替わるわけです(linuxBean14.04(140)LibreOfficeのマイマクロフォルダをEclipse4.6のworkspaceにする参照)。

現在のworkspaceたち


現在のworkspaceフォルダを整理しておきます。

eclipseだけで4つもインストールしてありました。

いずれもeclipseのインストール先は/optフォルダです。

Eclipse Modeling Tools Mars.1 Release (4.5.1)

linuxBean14.04(46)Eclipse Modeling Toolsのインストールのものです。

workspaceフォルダは~/workspaceです。

一番最初にインストールしたのでeclipseなのでインストール時のデフォルトパスになります。

Eclipse for JavaScript and Web Developers Neon.2 Release (4.6.2)

linuxBean14.04(133)Eclipse4.6(Neon)とPyDev5.4のインストールのものです。

workspaceフォルダは~/workspace4.6/Bloggerでした。

~/workspace4.6フォルダ内を.metadataで検索すると~/workspace4.6と~/workspace4.6/html5もでてきました。

なのでこれらもworkspaceフォルダということです。

Eclipse for PHP Developers Mars.2 Release (4.5.2)

linuxBean14.04(142)Eclipse Mars 2のインストールで最初にインストールしたものです。

workspaceフォルダは~/workspace4.5でした。

~/workspace4.5フォルダ内を.metadataで検索すると~/workspace4.5/Bloggerもでてきました。

Eclipse Java EE IDE for Web Developers Mars.2 Release (4.5.2)

linuxBean14.04(142)Eclipse Mars 2のインストールのものです。

workspaceフォルダは~/workspace4.5/Bloggerでした。

同じeclipseのバージョンでプラグインが異なるだけなので、同じ~/workspace4.5フォルダを使っています。

ということは同じバージョンのeclipseをインストールする必要はなく、プラグインをインストールしてworkspaceフォルダを切り替えればよかったのですが、workspaceフォルダの切り替えはいちいち再起動が必要なので面倒なので、こうしたのでした。

いま調べてみると起動時に-dataオプションをつけてworkspaceフォルダを指定できるようです(Eclipse起動オプション)。

workspaceフォルダである~/workspace4.5/Bloggerを誤って削除してしまった


ファイルマネージャーをみていたら~/workspace4.5/Bloggerフォルダ内にはなにもプロジェクトフォルダがなかったので削除してしまいました。

隠しファイルも表示させていなかったので、削除しても問題ないと思っていました。

削除した後Blogger:カレンダー(12)Calendar5_Bloggerモジュールの導入で使っていたEclipse Java EE IDE for Web Developers Mars.2 Release (4.5.2)を起動してみてビックリ。

なんと、プラグインだけでなく、これまで使用していたGitリポジトリの内容も表示されません。

プラグインはともかく、Gitリポジトリのフォルダ~/gitにプロジェクト内のファイルは残っているのでインポートすれば復活できると思ったのですが、Eclipse:パッケージエクスプローラから消したプロジェクトを開く方法でもプロジェクトとしては復活できませんでした。

ここでいじったのが裏目にでて、ごみ箱から~/workspace4.5/Bloggerフォルダを戻した時にはエラーが出て戻せずごみ箱からも消えてしまいました。

幸いGitHubにリポジトリがあるので、また必要なプラグインをインストールしてからリモートリポジトリをクローンすればよいのですが、面倒な話です。

隠しファイルを表示させていて、.metadataフォルダがあったり、Gitリポジトリを使わずプロジェクトフォルダがworkspaceフォルダ内にあれば、誤ってworkspaceフォルダを削除することもなかったでしょう。

結局四苦八苦したあげく、VirtulBoxのクローン元になった仮想マシンから~/workspace4.5/Bloggerフォルダを取り戻して復元できました。

Eclipseのworkspaceフォルダをファイルマネージャーから操作するのはもうやめておこうと思いました。

参考にしたサイト


Eclipse起動オプション
-dataオプションで起動時にworkspaceフォルダが指定できるようです。

次の関連記事:linuxBean14.04(149)LibreOfficeマクロ開発環境の構築:その1

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