linuxBean14.04(131)LibreOfiice5.2のインストール

2016-12-26

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linuxBean14.04(83)LibreOfiice5.0.2のインストールと同様にします。LibreOffice5.2はLibreOffice5.0に比べてPyUNOの改善やコンテクストメニューのカスタマイズ機能の改善でとても使いやすくなってそうです。

前の関連記事:linuxBean14.04(130)weinreでiOSのブラウザのJavaScriptをデバッグする


LibreOfiice5.0.2のアンインストール


sudo apt-get remove --purge libreoffice5.0*.*
(2017.8.7追記。この方法だと5.0以外の5.xもアンインストールされるかもしれません。linuxBean14.04(173)LibreOffice5.4.0のインストールで仮想マシンを捨てる羽目になる参照。)

これでアンインストール完了です。

/optフォルダにもlibreofficeのフォルダは残っていませんでした。

LibreOfiice5.2.4のインストール


LibreOffice最新版 | LibreOffice - オフィススイートのルネサンス

ここからLibreOffice 5.2.4 for Linux x86 (deb)と日本語訳インターフェース、LibreOffice_5.2.4_Linux_x86_deb_sdk.tar.gzをダウンロードしました。

解凍してできたdebフォルダでsudo dpkg -i *.*を実行してインストールしました。

本体を2回インストールしないとスタートメニューにアイコンが登録されません。

Writerを起動してJavaとPythonのマクロのHelloWorldの例が動くことが確認できました。

マイマクロフォルダのパス~/.config/libreoffice/4/user/Scripts/python にある4はそのまま使えました。

試しに~/.config/libreoffice/4を~/.config/libreoffice/5に改名してWriterを起動したら新たに~/.config/libreoffice/4フォルダが自動的に作成されて、~/.config/libreoffice/5にあるマイマクロは実行できなくなってしまいました。

なのでLibreOffice5になってもLibreOffice4のマイマクロフォルダのパスは同名のまま引き継がれていくようです。

linuxBean14.04(6)LibreOffice4.3.7とPyCharmの設定で作成したPyCharmと通信できる状態でLibreOfficeを起動するランチャのコマンドは以下のように変更しました。

libreoffice5.2 "--accept=socket,host=localhost,port=2002;urp;StarOffice.ServiceManager"

名前を途中まででてくるとLibreOfficeのアプリの一覧リストがでてくるのでそれを選択するとアイコンも自動的に設定されました。

コマンドも自動入力されるので、上記のコマンドは名前の入力の後に設定しないといけません。

 豆ボタンのメニューのアイコンを右クリックしてプロパティを選択するとランチャを編集できるように見えますが、この方法で入力しても入力内容は保存されず、ちゃんと~/.local/share/applicationにあるランチャを編集しないといけません。

アプリケーションランチャのアイコンには編集内容は反映されないので再度追加し直さないといけません。

これでLibreOffice5.2のインストールは完了です。

 LibreOffice5.0とLibreOffice5.2の違い


 LibreOffice 5.1 リリースノート - The Document Foundation Wiki

 LibreOffice 5.2 リリースノート - The Document Foundation Wiki

 LibreOffice5.0とLibreOffice5.2との違いはこれらリリースノートに詳しく載っていますが私がようやくPythonマクロにとりかかろうと思った変更点を書いておきます。

コンテスクトメニューのカスタマイズが簡単になった

5.2からの追加機能です。

リリースノートでコンテンツメニューとなっているのは誤植でしょうか?


ツール→カスタマイズ→コンテキストメニュー、でコンテキストメニューの編集がGUIでできるようになりました。

これまでもLibreOffice5(2)コンテクストメニューをカスタマイズする例でみつけた例のように、コンテクストメニューのカスタマイズはできないことはなかったのですが、より簡単にできるようになりました。

よりPython的な動作をするようになったPyUNO (Matthew J. Francis)

これは5.1の変更点です。

具体的なことは次のビデオやスライドが詳しいです。

Upcoming PyUNO Improvements in LibreOffice 5.1 (Matthew Francis) - YouTube

MatthewFrancisPyUNO.pdf

これでだいぶ読みやすいコードが書けるようになりますし、実行速度お改善されているようです。

参考にしたサイト


LibreOffice最新版 | LibreOffice - オフィススイートのルネサンス
deb版をダウンロードしてインストールしました。

LibreOffice 5.1 リリースノート - The Document Foundation Wiki
5.1からPythonマクロ部分が大幅に変更になりました。

LibreOffice 5.2 リリースノート - The Document Foundation Wiki
5.2からコンテクストメニューのカスタマイズがGUIでできるようになりました。

次の関連記事:linuxBean14.04(132)LibreOfiice5.2のSDKの例をコンパイルする

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