USBlinuxBean(2)仮想ドライブイメージをログイン時に自動ロードする

2015-11-20

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前の関連記事:USBlinuxBean(1)インストール直後のカスタマイズいろいろ


linuxBean設定ウィザードで「仮想ドライブ」にチェックをつけるとgCDEmuがインストールされます。豆ボタン→システムツール→gCDEmu、で起動できますがこれを自動起動にします。さらに仮想ドライブイメージの自動ロードする方法も考えます。

ランチャを~/.config/autostartに入れるとログイン時に自動起動する


何に手間取ったかというとgCDEmuのアイコンがどこにあるのかがわからなかったことです。

豆ボタン→アクセサリ→メニューエディター、で探せると思ったらメニューのシステムツールフォルダの中だけは編集できなくなっていました。

ということで他のデフォルトインストールされているプログラムのランチャの場所が/usr/share/applicationsとわかったのでそこをみてみるとgCDEmuのランチャもありました。

このランチャを~/.config/autostartにコピーしました。


これだけでログイン時にgCDEmuが自動起動するようになりました。


gCDEmuが起動していると右下にアイコンがでてきます。

これを右クリックしても左クリックしても同じ項目のメニューがでてきます。

メニューからDeviceを選択すると設定ダイアログがでてきます。


「Load」ボタンをクリックすると仮想イメージファイルを選択できます。

自動で仮想イメージファイルをロードする


いまのところログインするたびにロードしたいイメージがあるわけではないのですが、gCDEmuだけ起動してもイメージも自動ロードしてくれないと自動起動の便利さも半減するかと思ったので調べてみました。

gCDEmuのOptionタブをみてもそういう項目はみつけられませんでした。
pq@pq-VirtualBox:~$ cdemu -h load
usage: cdemu [-h] [--bus BUS] [--version] command ...

Command-line CDEmu client.

optional arguments:
  -h, --help            show this help message and exit
  --bus BUS             sets D-BUS bus type to use
  --version             show program's version number and exit

valid commands:
  command               command help
    load                loads an image to the device
    create-blank        load blank/recordable image to the device
    unload              unloads the device
    status              displays the devices' status
    add-device          creates another virtual device
    remove-device       removes the last virtual device
    device-mapping      displays the device mapping information
    daemon-debug-mask   displays/sets daemon debug mask
    library-debug-mask  displays/sets library debug mask
    dpm-emulation       displays/sets DPM emulation flag
    tr-emulation        displays/sets transfer rate emulation flag
    bad-sector-emulation
                        displays/sets bad sector emulation flag
    device-id           displays/sets device ID
    enum-parsers        enumerates supported parsers
    enum-writers        enumerates supported writers
    enum-filter-streams
                        enumerates supported filter streams
    enum-daemon-debug-masks
                        enumerates valid daemon debug masks
    enum-library-debug-masks
                        enumerates valid library debug masks
    enum-writer-parameters
                        prints the list of writer's parameters
    version             displays version information
gCDEmuはCDemuのGUIラッパだそうなので、Terminalでcdemu -hとしてヘルプをみてみてもそういう項目はなさそうですね。

CDemu - ArchWikiにcdemuの使い方の例があったのでコマンドのランチャをつくってそれを自動起動させるようにしてみます。

cdemu load デバイス番号 イメージファイルのフルパス

まずこれを実行してみるとちゃんと仮想ドライブがマウントされてgCDEmuにも反映されました。

イメージファイルのフルパスに空白があるときはダブルクォーテーション"でくくると動きました。

これをlinuxBean(6)Shutterで1クリックで画面キャプチャと同様にしてランチャにします。


このランチャを~/.config/autostartに入れるとlinuxBeanのログイン時に自動で指定したイメージが仮想ドライブに挿入されました。

gCDEmuを起動してなくてもこのランチャだけで仮想ドライブにイメージを自動マウントできました。

linuxBeanでわざわざCDドライブからの起動を強制するソフトはもっていないのでいまのところ使い道がないのですが。

参考にしたサイト


CDemu - ArchWiki
CDemuのコマンドの使用例があります。

次の関連記事:USBlinuxBean(3)VirtualBox5.0.10のインストールとUSB2.0の有効化

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