linuxBean(25)ファイル検索ソフトは2つある

2015-01-31

旧ブログ

t f B! P L

前の関連記事:linuxBean(24)LibreOfficeのJavaマクロをNetBeans8でコンパイル



WindowsXPのエクスプローラーみたいにファイルマネージャで右クリックするとそのフォルダ内を検索できるようにしたいと思い書き始めましたが、Searchmokeyにそのような起動オプションはないようで断念しました。ということで単なるlinuxBeanの検索ソフトの紹介だけです。

(2015.6.5追記。linuxBean14.04のファイルマネージャにはツール→ファイルを検索する、というメニューがありそれで検索するのが簡単です。


ファイルマネージャで開いているフォルダが自動的に「検索する場所」に追加されます。

「内容」タブでは、ファイル内容で検索できます。)

Catfish


linuxBeanのメニュー→アクセサリ→Catfish。


「Search method」は「find」と「locate」が選択できます。

locateは予め作成しておいたファイルリストから検索するので結果が速くでるそうですが、ファイルリスト更新後のファイルは検索されません。

「mimeapps.list」をlocateで検索してもファイルはみつかりませんでした。

Searchmonkey


linuxBeanのメニュー→アクセサリ→Searchmonkey。


こちらは豊富に条件設定が指定できます。

テキストファイルの中身の検索もできるようです。

ファイルマネージャでフォルダを右クリックして「検索」を選択したら「Folders」の欄にそのフォルダが入力されるようにしたかったのですが、できませんでした。

Searchmonckeyでファイル名を検索する



ファイル名を検索するときは「Select Folder」で内容を選択したいフォルダを選択します。

「Recurse Folders」にチェックをつけるとサブフォルダの内容も検索対象になります。

Filesにファイル名を対象に検索したい文字列を入力して「Start」をクリックすると左下の枠に検索結果が表示されます。

検索文字列は正規表現で入力できますので「.java$」とするとファイル名末に「.java」があるファイルが抽出できます。

文頭にあるものを検索したいときは「^Simple」するとファイル名の先頭が「Simple」で始まるファイルが抽出されます。

抽出したファイル名をクリックすると右下にフルパスが表示されます。

検索結果のファイル名の右クリックから起動できるアプリを設定する



検索結果のファイル名を右クリックすると「Cancel」以外の4つの項目がでてきますが、デフォルトでは「Edit(File)」と「Explore Folder」は選択しても何も反応がありません。

Settings→Preferences、から設定します。


「System Calls」タブをクリックするとテキストエディタ、ファイルマネージャ、ウェブブラウザの設定欄があります。


「Auto search」ボタンをクリックするとテキストエディタにはWineメモ帳、ファイルマネージャは空欄、ウェブブラウザにはOperaが入力されました。


Default text editor: leafpad

Default folder explorer: pcmanfm

Default web browser: /usr/bin/google-chrome-stable

私はこのようにテキストエディタはLeafpad、ファイルマネ-ジャはpcmanfm、ウェブブラウザはChromeに設定しました。

ファイルの中の文字列を検索する


「Containing」に検索文字列を入力するとテキストファイルの中身の文字列も検索できます。

拡張子がjavaで、かつファイルの中の文字列に4桁の数字が含まれるファイルを検索してみました。


検索結果のファイル名をクリックすると右の枠に検索文字列を含んだ行が表示されます。

検索条件に合致した文字列が青字に下線で表示されます。

正規表現をテストする


正規表現にはLinuxコマンド逆引き大全 - 【 どのような正規表現があるのか 】:ITproが参考になりました。

このページに書いてある「perlで利用可能な正規表現」でSearchmonckyは動きました。

Extras→Test Regular Expression、で正規表現をテストすることができます。


「Test Expression」に正規表現を入力します。

「Sample Text」に検索対象となる文字列を入力します。

「Apply」ボタンをクリックして正規表現にマッチする文字列が見つかれば「Status」にそのことが表示されます。

マッチした文字列は青字に下線で表示されます。


検索条件欄に入力した正規表現はExtras→Export Regular Expression、でファイルに保存できるようなのですがオプションを変更しても「Files」の欄に入力したものしか保存されませんでした。

Advancedタブで変更日などの条件が設定できる



「After」にチェックすると空欄の右のボタンがクリックできるようになりカレンダーから日付を選択できます。

「Size」でファイルサイズ、「Restrict depth」で検索フォルダの階層の設定ができます。


「Expression Builder」ボタンをクリックすると正規表現を作るツールがでてきますが、正規表現を全く知らない状態で使いこなすのは難しい印象です。

Optionタブで「Use Wildcard Syntax」を選択するとワイルドカードでも検索できる



ファイル名を検索対象としたときだけですが、「Use Wildcard Syntax」を選択すると「*.java」で検索できるようになりました。

参考にしたサイト


Ubuntu - ファイルを探す[findとlocate] - Qiita
権限をもっていないファイルを検索対象にするかどうかの違いもあるそうです。

homepage
Searchmonkeyの開発元

Linuxコマンド逆引き大全 - 【 どのような正規表現があるのか 】:ITpro
Searchmonckeyはperlで利用可能な正規表現が使えました。

ブログ検索 by Blogger

Translate

最近のコメント

Created by Calendar Gadget

QooQ