Git(9)Eclipse4.3のGitプラグインは自動でファイルを選んでくれない

2014-03-20

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前の関連記事:Git(8)NetBeans7.4のGitプラグインではコミットグラフの表示なし?


今度はEclipse4.3からGitを使ってみます。Eclipse4.3でもGit機能はインストール時にすでに有効になっています。

TortoiseGitでやった設定が自動で読み込まれる



Window→Preferences→Team→Git→Configuration。

ここにGit(2)TortoiseGitでGitの設定を行うでTortoiseGitでやった「グローバル」、「システム」、「ローカル」の設定がそれぞれ「User Settings」、「System Settings」、「Repository Settings」に読み込まれています。

NetBeans7.4にもどこかにこういう設定画面があるのだと思うのですけど見つけられませんね。

既存のプロジェクトをGit管理にしてローカルリポジトリを作成



Git管理にしたプロジェクトで右クリック→Team→Share Project。


Gitを選択して「Next」。


ここで結構悩んでしまいました。

いままでTortoiseGitやPyCharm、NetBeans7.4いずれもローカルリポジトリはGit管理下のフォルダ内の.gitフォルダにデフォルトで作成されていました。


Eclipse4.3でも同じようにプロジェクトフォルダの中にローカルリポジトリを作成しようとして「Use or create repository in parent folder of project」にチェックしようとすると、"それは推奨しない"と言われます。

EGit/User Guideに理由がいくつか書いてある、ということですがどこに書いてあるのかわかりませんでした。

Git管理下フォルダは主にTortoiseGitで操作することが多くなりそうなので、それと設定を変えたくなかったので、推奨しないという推奨は無視することにしました。


「Use or create repository in parent folder of project」にチェックすると画面がこのように変化します。

Projectを選択すると(チェックはまだつけれらない)、したの「Create Repository」ボタンがクリックできるようになります。

リポジトリン作成場所はプロジェクトフォルダの中の.gitになっていますね。


「Create Repository」ボタンをクリックするとProjectにチェックがつき、「Finish」をクリックしてローカルリポジトリの作成完了です。


パッケージエクスプローラを見ると、全部""がついたアイコンに変化しています。


アイコンの意味はEclipseのメニューバーからWindow→Preferences、Team→Git→Label Decorations→Icon Decorationsで見れます。

どのファイルをGit管理下にするか自分で選択しないといけない


全部がついたアイコンということはどのファイルをGit管理にするかを自分で選ばないといけません。

EGit/User Guideではプロジェクト全体をインデックスに加えてからbinファイルを無視に設定しています。


パッケージエクスプローラで表示されるファイルの種類は▽をクリックして出るメニューのFiltersで選択できますが、ここではNavigatorを使います。


Window→Show View→Navigatorでナビゲータを表示させます。

まずは全部のファイルをインデックスに登録します。

プロジェクトを右クリック→Team→Add to Index。


アイコンが全部"+"に変わりましたね。

と思ったらbinだけついていないので.gitignoreファイルをダブルクリックしてみてみると"/bin"が既に無視するファイルに登録されていました。

ほかにも無視するものは右クリック→Team→Ignoreで.gitignoreファイルに登録します。

必要なものはsrc、.classpath、.gitignore、.project、build.xml、manifest.xmlぐらいでしょうか。

NetBeans7.4でコンパイルしたフォルダをそのままインポートしてしまったのでどれが必要なものかよくわからないですね。

一旦インデックスに登録してしまったのをGit管理からはずすには右クリック→Team→Remove from Index、とすると"+"が""に変わります。

さらに右クリック→Team→Ignore、とすると""も消えます。


コミットして変更履歴を見る


選択が終わったらプロジェクトを右クリック→Team→Commit、でコミットします。


コミットログはプロジェクトを右クリック→Show in history、でみれます。

NetBeans7.4と違ってコミットグラフが表示されますね。


変更箇所を比較して表示するには「Compare Mode」ボタンが押してある状態で右下にあるファイルをダブルクリックすると表示されます。


参考にしたサイト


EGit/User Guide - Eclipsepedia
EclipseのGit機能EGitユーザーガイド。

次の関連記事:Git(10)Eclipse4.3でプロジェクトをプッシュする

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